わがすまいは抜き去られて 羊飼の天幕のようにわたしを離れる。 わたしは、わが命を機織りのように巻いた。 彼はわたしを機から切り離す。 あなたは朝から夕までの間に、わたしを滅ぼされる。
それらをあなたは、外套のように巻かれる。 これらのものは、衣のように変るが、 あなたは、いつも変ることがなく、 あなたのよわいは、尽きることがない」 とも言われている。
わたしたちの住んでいる地上の幕屋がこわれると、神からいただく建物、すなわち天にある、人の手によらない永遠の家が備えてあることを、わたしたちは知っている。
わたしはひねもす打たれ、 朝ごとに懲らしめをうけた。
あなたがたは、あすのこともわからぬ身なのだ。あなたがたのいのちは、どんなものであるか。あなたがたは、しばしの間あらわれて、たちまち消え行く霧にすぎない。
この幕屋の中にいるわたしたちは、重荷を負って苦しみもだえている。それを脱ごうと願うからではなく、その上に着ようと願うからであり、それによって、死ぬべきものがいのちにのまれてしまうためである。
ここにはながく住む者が絶え、 世々にいたるまで住みつく者がなく、 アラビヤびともそこに天幕を張らず、 羊飼もそこに群れを伏させることがない。
シオンの娘はぶどう畑の仮小屋のように、 きゅうり畑の番小屋のように、 包囲された町のように、ただひとり残った。
たといもろもろの君が座して、 わたしをそこなおうと図っても、 あなたのしもべは、あなたの定めを深く思います。
わたしのよわいは夕暮の日影のようです。 わたしは草のようにしおれました。
わたしは驚きあわてて言った、 「わたしはあなたの目の前から断たれた」と。 しかしわたしがあなたに助けを呼び求めたとき、 わたしの願いを聞きいれられた。
わが霊は破れ、わが日は尽き、 墓はわたしを待っている。
彼は花のように咲き出て枯れ、 影のように飛び去って、とどまらない。
どうか神がわたしを打ち滅ぼすことをよしとし、 み手を伸べてわたしを断たれるように。
彼らは朝から夕までの間に打ち砕かれ、 顧みる者もなく、永遠に滅びる。
あなたは人を大水のように流れ去らせられます。 彼らはひと夜の夢のごとく、 あしたにもえでる青草のようです。